ホントに凄い、声優の実力を分析する - 男性編 -

ゲーム内で熱演する声優たち

乙女ゲーが普通になった時代

今の世の中は色々な意味で息苦しいと感じることもあれば、同時に生きやすくなったと嬉々している人も多いでしょう。何の話かといえば、アニメやゲームなどのサブカルチャーを愛する、オタクたちにとってだ。今回はその中でも女性ファンを魅了して止まない、言ってしまえば乙女ゲームという、これまで理解されることのなかったジャンルのゲームがここ10年程度で恐ろしい勢いで拡大している現状を改めて見る。過去現在において、男性オタクにすればギャルゲーが生きがいと語られていました。当方はそうでもないのですが、とりあえず後学として行っていた部分がとても強かったので、さほど興味関心をもつことなく、過ごしてきました。こう言うと風上にも置けないとなどと言われてしまいますが、根っこの部分でジャンルが違っているんだからしょうがない。

そんな女性たちを魅了するアニメではないゲーム作品、最も熱中して乙女ゲーム旋風を巻き起こした作品は何と言っても『うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ』をおいて他にない。知り合いの女性にも訪ねてみたところ、物凄い熱弁をされた時には少し勢いに押されながら話を聞いていたくらいだ。それくらい熱中した作品でもあり、その後原作ゲームに準拠したアニメ化も行われて、勢いは加速していきました。ただ人気が出過ぎてリアルに映像作品を万引きするという事件が頻発する事もあったので、別の意味で問題だったことをお話しておく。

女性たちの心を躍らせる、いつまでも初々しい気持ちで恋愛できるのが乙女ゲーの魅力と言えるでしょう。男性の場合だと、発禁方向が目的となっている人が多数ですが、うたプリも含めると全年齢でプレイするゲームが多いため、純粋に恋愛を擬似的に楽しむのが目的と言えるでしょう。

そんな乙女ゲーの中で、『がーるず★パラダイス』なる作品がリリースされました。こちらはオンライン専用のゲームとして発表されましたが、現在では配信が終了している。どんな作品なのか、サラッと作品について触れていこう。

作品概要

ゲームに登場してくる魅力的な美青年・美少年・執事が主人公に迫ってくる、といってしまうと流石に身も蓋もないかもしれません。まぁそれが事実なのでこれ以上どうあるっていうんだという意見が飛んでこなくもないですが、一応あらすじについても簡単に説明していこう。

物語あらすじ

主人公(女性)は名家のお嬢様、政略結婚によってフィアンセとの婚姻が間近に迫っている中で、かねてより切望していた編集部でのアルバイトを始めることになる。今まで社会に出ることなく温室育ちだった彼女は、職場の同僚を始め、様々なイケメンたちから口説かれてしまいます。けれどフィアンセをないがしろにすることも出来ない彼女が出す、結末とは……。

何もかもが出来過ぎている

こうして冷静にゲームの設定や世界観を振り返ってみると、こそばゆくなってくる。オタク、それも女性ともなると世間体やらなにやらを意識するがあまりに、こうした趣味を隠し通そうとする人は多いという話をよく聞きます。ゲームをすることが生きがいだと感じるようになっているかはともかくとして、こういった世界観は乙女ゲームにおいては定番中の定番といえる設定と言えるでしょう。何かと主人公がハイスペックで、そして無駄に綺麗で、どうしてか周りの人間から好意を持たれるというカリスマ性を兼ねている、言ってしまえば完璧超人に近い。これが当たり前と言っても、さすがにやり過ぎだろうとつくづく思えてくる。

対して主人公の同僚たちも無駄にイケメン揃いとなっている、女性はこんな職場で働きたいと思っているのかどうかはさておきとして、大体こういう環境はトラブルを招きかねない。1人の人間と複数の人間、それぞれの関係性が崩れた際に待っている結末はとことんえげつない物になりやすい。ここではあえて言いませんが、ギャルゲーではあの作品としておく。

ゲームとして

ではがる★パラというゲームのシステムについてですが、基本はアドベンチャーゲームとして攻略対象とする男性キャラとの好感度を上げていき、最終的に待っているハッピーエンドを迎えるというのがゲームの目的と言えるでしょう。正直、ストーリーなども気になるところですが、最終的にやることをやって、行き着くところに行き着いて、そして今後は2人でどうなっていくかがこの手のゲームだ。作りての努力を根本から否定する無礼な発言なのは承知していますが、乙女ゲーにしてもギャルゲーにしても、一先ずエンディングを目指さないかぎりはその是非を問うことは出来ません。

ただ面白いからやっている、という人もいないでしょう。それにオンラインゲームとなると出てくるのが、課金して別キャラが攻略できるようにするといった商法です。躍らされていると理解しながらもやめられない人は多いと思いますが、そういう理性は欲望の前では無力なもので全く機能しません。よく考えるものだと思う一方で、それで満足している人が多いと思えば差し引きゼロで全て納得してしまうだろう。

演じる声優さんも凄い

こうした作品に出演している声優さんたちの力量はただただ凄いの一言しか出てこないくらい圧巻したものだ。それこそ、言葉で表現できないほどのものをただ話すだけで喜怒哀楽の感情表現はもちろん、細かな動作までもただ発声するだけで全てを演じきってしまうのだから、演技力という点について素人が語るのもあれですが皆さん凄い。最近は新人声優が大勢台頭もしてきており、正直この人誰だろうと感じる事もオタクの間ではよくあるのではないかと思う。ただあまりに出すぎてしまっているがゆえに、実力と人気が追いついていないというようなケースを度々見かける。

最近だと女性声優が多く出て来て、度々主演を飾るなどしているがその後の作品出演が途絶えてしまった、なんてリアルな状況も頻繁に起こっている。新人を起用して売り出したいのもわかる気がするが、よく言われるゴリ押し気味な売り出し方は女優でもタレントでも芸人でも、そして声優においても敬遠されがちな行為だ。名前が知られればそれで勝てる時代とも言いがたいですが、いまだ声優も何処か偶像めいたアイドル的存在に見ている人が多いが故なのかもしれません。声優さんを取り巻く状況は一変したのも、にわかにオタク文化が広く認知されたからといえるでしょう。

声優になりたい