電撃Girl's Style出張所 ゲームライクなエンターテイメントマガジン「電撃Girl's Style」のスタッフが最新情報やゲームのあれこれを乙女視点でお送りします!(♪がる★パラ編集部員も時々乱入!♪)
電撃Girl's Style記事
「LUNAR~アレス(CV.石田彰)と観る満天の星~プラネタリウム朗読会」レポート |
こんにちは! いつもはメルマガ担当のカリンです☆
今回は、1月10日(日)にPSP用RPGソフト『ルナ ~ハーモニー オブ シルバースター~』(以下『ルナ』)の発売を記念して開催された「LUNAR~アレス(CV.石田彰)と観る満天の星~プラネタリウム朗読会」の模様をレポートいたします!

このイベントは『ルナ』の主人公・アレス役を演じる石田彰さんが、プラネタリウムの満天の星空の下で朗読を聴かせてくれるという、プレミア感たっぷりの内容! 500万個の星空を映し出すプラネタリウム設備を備えたオシャレな会場で行われました。今回のイベントに抽選でご招待されたお客様は30数名ほど。本当にラッキーな方たちが集まったというわけです☆
ステージに登場した石田さんは、こうしたイベントに出演されるのは珍しいとのことで、お客様たちとの距離の近さにもちょっとビックリ。最初に、14年前に初めて収録した『ルナ』の思い出を語ってくれました。
石田彰さん
僕がまだ若手の頃に主役をやらせていただいた作品で、頑張らなくちゃと思ってやっていた記憶があります。そういうゲーム作品が時を経て、新しいプラットホームに移植され、繰り返し楽しんでいただけるのは嬉しいことなんですけど、昔演じた声を聴かれてしまうのは、非常に恥ずかしいです。ドラマCDとかも久しぶりに聴いたんですけど、いや~…頑張っていますね、昔の僕は(笑)。

そんなお話をしつつ、早速朗読会が始まります。場内が暗くなり、まずは石田さんのご挨拶から……。「このイベントの企画を聞いた時、僕はプラネタリウムでやれることがとっても嬉しかったんです。だから今日は、僕がイメージするプラネタリウムということで、プライベート・プラネタリウム的な雰囲気を皆さんに楽しんでいただきたいと思います」
ここで石田さんが披露するのは、秋から冬の星座についてのお話。石田さんはプラネタリウムで映し出されたペルセウス座、アンドロメダ座、ペガスス座、くじら座、ケフェウス座、カシオペア座の位置を説明してくれました。今回語ってくださるのも、この6つの星座にまつわる神話です。

この『星座の物語』を、石田さんは台本を使わず、すべてご自分の言葉で語ってくれました。石田さんによると、実際のプラネタリウムで解説を務める学芸員さんたちの中には、時に脱線したり、親父ギャグ(?)を入れたりして、フリートークで聞かせてくれる方もいるとか。石田さんはそうした学芸員さんたちへの憧れと、生の語りの良さを活かすため、今回のお話をフリートークで行うことにしたそうです。
確かに石田さんが語る『星座の物語』は、登場人物たちに個人的なツッコミを入れたり、冗談を交えながらの楽しいものでした。決して堅苦しい雰囲気ではないので、お客様たちからも笑いが起こるほど。会場内はすっかりリラックスムードで、石田さんの心地好い“語り”に皆さん楽しく耳を傾けていました。
『星座の物語』が終わったところで、石田さんは感想を語ってくれました。台本なしで行った『星座の物語』については難しかったとおっしゃりつつも、「こんな機会はないので、僕が一番楽しんでいたかもしれません」と、とても楽しげな様子。ちなみに、都内にあるプラネタリウムで石田さんのオススメは『府中市郷土の森博物館』のプラネタリウムだとか。また、これまでに声優のお仕事としてプラネタリウムのナレーションをやられたこともあるそうなのですが、本来ならやはり生の解説を聴いていただくのが一番とのことでした。

次に朗読されたのは、今回のイベントのために書き下ろされた『アレスのモノローグ/風の行方』。石田さんの声はアレスの声となり、ヒロイン・ルーナへの想いと新たな冒険への夢を情感豊かにたっぷりと語ります。数分間ではありますが、この時ばかりは会場内の空気が『ルナ』の世界に染まっていました……。
この朗読が終わったところで、石田さんへのインタビューが行われました。
──今回の朗読会イベントを終えての、ご感想をいただけますか?
石田彰さん
すっかり楽しませていただきました。今の僕の力量を出し切りました。今回演じたアレスが今の僕がイメージしたアレスであるように、『星座の物語』も今の僕ができる解説のすべてです。だから、あくまでも“僕のバージョン”として納得していただけたらと思います。
──石田さんは星空や宇宙がお好きとのことですが。
石田彰さん
昔は星空って怖かったんですよ。僕の実家は田舎なので、子供の頃に空を見上げると満天の星空だったんです。でも、ある程度成長して星や宇宙の成り立ちがわかってくると、宇宙の無限な広さや、星が絶えず生まれたり死んだりしていることが怖くなってしまったんです。それがプラネタリウムという限られた空間へ行くようになってから、星座の神話から星にはそんなロマンもあるんだということを知り、宇宙についても“森羅万象”とはそういうものなんだという知識を植え付けられ、救われたという感じでしたね。それからは星が好きになりました。

──『ルナ』の主人公・アレスについては、どんな思いを抱いていますか?
石田彰さん
彼は幸せですね。僕が彼と出会ってから14年。次の世代の人たちにも物語を楽しんでもらえるというのは、キャラクター冥利に尽きると思います。また、そういうキャラクターをやらせていただいたおかげで、14年前の自分を振り返ることもできました。昔の自分の声を聞くと、若いですね~。演じる僕はそんな速球を投げられる投手ではないですけど、アレスは自分ができるかぎりの速球を投げている感じがして、もっと緩急をつけろよとか、変化球を投げろよとか、今の僕なら言いたくなりますね。そんなことまで思い起こさせてくれるキャラクターでした。
ここで石田さんは一旦退席され、『ルナ』の開発プロデューサーである土橋将人さんと、脚本を担当した重馬敬さんへのインタビューも行われました。お二人とも、長年携わってきた『ルナ』という作品でこうしたイベントが開催できたこと、石田さんの生アレスを堪能できたことに感激されたようです。制作当時の裏話として、重馬さんは石田さんをアレス役に起用した時や収録現場の様子を、土橋さんはPSP用ムービー制作秘話を語ってくれました。

重馬敬さん
当時『スタートレック ジェネレーション』という海外ドラマがありまして、石田さんがウェスリーという少年士官、上官であるライカー副長を大塚明夫さんが演じられていたんです。その関係性がアレスと先輩のドラゴンマスター・ダインと非常に重なったこともあって、ぜひにとお願いしました。
最近のゲームでは出演者が集まって収録する機会が少なくなったんですけど、当時はほとんどすべての声優さんが集まり、その場でかけ合いのお芝居もやっていただいたんです。現場は若い声優さんが多くて、その中にベテランの大塚明夫さんがいるという感じだったんですけど、大塚明夫さんが後輩たちにさりげなく指導しながら収録している様子が、キャラクターたちとも重なって面白かったですね。
土橋将人さん
今回、PSPへの移植に当たって、ムービーの原盤を当時のアニメ制作会社へ赴いて、マスターテープを手に入れて再デジタル化を行いました。普通、セガサターン版などからデータを転用するのですが、それだと劣化が分かってしまうからです。せっかくPSPの再生能力が高いのですから、アレスの声の再現性が劣ってしまってはならないと思いまして、ムービーの生成にはこだわりました。
インタビューコーナーが終わると、そろそろイベントも終盤です。再び石田さんが登場して、プレゼント抽選会が行われました。賞品は石田さんのサインが入った色紙やポスターなど、貴重なお宝ばかりです! 今回はお客様の人数が少ないので、かなり高確率で当選する抽選会でしたね♪

イベントのラストは、石田さんの挨拶で締めくくられました。
石田彰さん
今日はお集まりいただいて、ありがとうございます。皆さん、『ルナ』は好きですか!? もう思う存分ゲームをやって、皆さんも『ルナ』の登場人物の一人となって、楽しんでいただけたらと思います。そうしてくださることが僕も嬉しいですし、皆さんとも一体になれる気がします。あと、興味がわいたら、ぜひプラネタリウムにも行ってみてください。僕も今日は楽しいひとときを過ごさせてもらいました。どうもありがとうございました!

満天の星空の下で聞く石田さんの朗読。それは素敵な声にうっとりするだけでなく、ちょっと脱線したトークに笑ったり、石田さんの素顔が垣間見えるエピソードにドキドキしたり……本当に充実した内容のイベントでした。石田さん、楽しいひとときをありがとうございました~♪

【ゲーム情報】
ルナ ~ハーモニー オブ シルバースター~
ルナ ~ハーモニー オブ シルバースター~
特典 LUNAR -HARMONY of SILVER STAR- リミテッドサウンドトラック付き
(c) 1992 GAME ARTS/窪岡 俊之/重馬 敬
(c) 1996 角川書店/GAME ARTS/JAM
(c) 2009 GAME ARTS
オリジナルキャラクターデザイン/窪岡 俊之
- 当ページはInternetExploler Ver6.0での動作確認をしております。
- このページ内のすべての記事、画像は、各版権元の許諾を得て掲載させていただいております。
Webサイト、紙面その他への転載、引用は固くお断りいたします。











